健康ランドみたいな・・・

 

 昨日、コニーと、なんてゆうか、健康ランドみたいなところへいった。恐ろしい。一階が長島スパーランドの真面目なやつみたいな、ぬるい水のプールみたいなものがあって、ここはみんな水着で泳いだりしてる。地階にはサウナ等々があって、ここでは老若男女みなが裸。ううん、不可思議だ。混浴なんてものが可能なのは日本くらいやて思ってたけど、これはいくらなんでもひどい。びびる。コニーに言わせると、時にじろじろ見てくるおっさんが居るけど、普段は全く問題無いらしい。かなり想像し難い光景やったけど、混浴の健康ランド。ぐらいに考えて。

 この国のエロティシズムは一体どうなっとるんだ、と、愛とエロティシズムを第一に考えるほりうち氏は思うのです。昨日ずっと考えてたけど、答えは出ませんでした。キリスト教的伝統が根強いなら、特に女性の貞潔さは重んじられるべきだろうに・・・今思い出してるのは、デュシャンの『世界の起源』やったかな、それと、そこにピーピング構造を置いて完成させたラカン。こういった輩のほうが、ぼくには全く理解し易い。

第一次大戦後ヨーロッパにおこった「性の解放」と、関係があるんやろうか・・?一般的な貞操観念を考えても、ヨーロッパのそれは日本のそれと比べて「開放的」。年頃の男女が「付き合う」ことは「SEXする」ことを普通に意味してる。

性が開放されれば、エロティシズムは、愛は、どうなるのだ?