チュービンゲンを歩きながらの直感

 

ぼくは自分で自分を泥臭い方やと思ってるから、やっぱり泥臭い国が性に合うんかもしれへんわ。メキシコとか、イタリアとか。まだ来てから10日余り、ここ大学都市チュービンゲンとコニーの実家があるホルツガーリンゲン(どう書くんかわからへん)しか知らんけど、当初は「きれいすぎる」という印象が強すぎて、なんかそれが鼻について、微妙やった。うーん、なんと言っていいのか・・・キレイな町並み。キレイな家々。キレイな通り。今の季節が冬だから、みんなあんまり外に出ないから、こういう印象を受けるんかもしれんけど。

 でも昨日、コニーがバイトに行って一日ヒマだったので、チュービンゲンをうろうろしてみた。お城に登った(今日辺り天気もいいし、も一度写真を撮りにいこうと思う)。コーヒーを飲んだ。大学の授業を受けた。大学は、やっぱり素晴らしい。聴講させてもらったスペイン語の授業はみんなベラベラ発言してたし、なんて言うか、インテリな雰囲気が漂ってた(インテリかぶれ?)コロンビア人の教授は博学しかしセクハラ親父(コニー談)やったけど、一セメスター50ユーロの登録料だけでこのクオリティーの授業が受けられる。日本のしょうもない大学行くなら一年間ドイツ語勉強してここで勉強することをほんとにお薦めしたい(ぼくもかなり真剣にそれを考えてる)。野菜果物が安いのはいい。今度買い物に行ったら物価をメモしときます。寒いけど家屋の暖房設備は素晴らしい。朝起きて部屋を暖めて、夕方帰ってきてもまだ暖かい。素晴らしい。

 

今のところ、そんな感じを抱いてる。ヨーロッパ崇拝はしないように気をつけて、もう少しこの国を見ていこうと思う。