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アーヘン旅行記(07年6月)そのA

注;下記には聖遺物にまつわるちょっとキモい表記・表現が含まれております。あしからず。

その@はこちら

・・・ということで、そろそろ本命の「"七年に一度"聖遺物の公開」の時間になったので、再びアーヘン大聖堂へ。

カフェでだらだら、パリで出会った男の子をいとおしいと感じるこの奇妙な感情について考えてたら、とっくにオープンの時間を過ぎてて、入り口についたら長蛇の列!しかも雨。うむむ、しかしここまで来ておいて、逃す手は無い。7年後、どこにいてるかわからへんし!

長蛇の列、待つこと30分。やっと大聖堂内に入る。普段は入ることができない、奥手の「マリアの間」に入れた!

このステンドグラス、まぁ当然写真ではぼくの感動の100分の1も表現できないでしょうけど、すごくきれい。光の柱が何本も、天に向かって伸びている感じ。

振り返ると、パイプオルガン。その@でミサの様子を中継しましたが、その間中これが鳴り響いてた。パイプオルガン、家にひとつ欲しい。低音が凄いねん低音が。

さて、このマリアの間に念願の聖遺物が展示してあるんですが・・・・少し暗いですが、下の写真を参照ください。

これ、幼な子キリストの「オムツ」だそうです。パンパースです。

 

 

・・・・・・

 

 

はるばるフランクフルトから来た甲斐があった・・・キリストのオムツなんて、一生にそう何度も見られるもんじゃないし・・・

と自分を納得させながら、一応写真。

大仰にガラスケースに入れられ、ネクタイ/メガネの不機嫌なおっさんのガードつき。周りでは熱心な信者さんが土下座するわ、うっとりと眺めるわ、えらいことになってました。ここでも行列を作って、「キリストのオムツの聖性を拝借」。どういうことかというと、持ち物をこの汚い布キレ聖なるオムツに近づけることで、聖なるスピリットを拝借するわけです。浅草寺の煙か、光ゲンジの諸星くんの生写真みたいなものです。ぼくは、メキシコで入手したテオティワカンのピラミッドのデザインが施された銀の指輪に聖性を付与することにしました。(他に小物といえば、携帯電話とか持ってましたが、ちょっと雰囲気無いやろ、「聖なる携帯電話」は・・・)触れることは叶いません。近づけるだけ。

 

ちなみに、アーヘン大聖堂の入り口に置いてある青銅の狼は、2世紀にローマで作られたものらしい。これがいたく興味を惹いた。

@アーヘン大聖堂建立の際の伝説があって、カール大帝、金欠で困ってたところに魔王が現れ、「お金はオレがなんとかしよう。そのかわり、聖堂完成後、最初に中に入った者の魂をもらう」とのたまう。カール大帝、話にのって、無事大聖堂、完成。でも人の魂をやるわけにはいかんので、狼が投げ込まれ、魔王、間違えてその狼の魂をゲットする。という話。

A狼はローマ帝国の国生み伝説に密接に関わってる。ローマの創始者とされている2人の建国者、ロムルスとレムスは狼に育てられたから。

いずれにしても、この狼、座り方が変やな。威厳が無いよ、威厳が。

 

さて、念願の聖遺物観光も無事終了し、ハナさんちの別荘で優雅なウィークエンド。ハナさん、VIP待遇に深謝。(写真からは見えないけど)湖を見下ろす別荘で夕食のひととき。ぼくは何の手伝いもせずギター弾いてました。申し訳ない。

 

さて、まとめですが、聖遺物公開に際して、ヨーロッパの信仰深い人々の一面を垣間見た気がしました(ドイツ人だけじゃなく、英語とかイタリア語も聞こえた。)キリスト教、しかもカトリックが2007年の現代においても深く人々の心に突き刺さっているのを実感。多分、誰もが頷くと思うけど、信仰は内側からじゃないとわからない。そして、この日キリストの聖性を受け取った時に、ぼくは少し信仰の内側に入り込んだ気がした、理屈じゃなく、感情でー秘められたもの、人々を動かすものの誘惑、それをぼくはやはりエロティシズムの側面から眺める。 信仰を内側から眺めるのは大切かもしれないとちょっと思った。お金無いんで、お布施とかはしませんけどね(笑)

まぁそんな感じです。さて、次はどこに行こうか?トルコにすごい惹かれるんですけど。行きたいなぁ。休みとれるかなぁ・・・・