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スペイン☆サンタンデール旅行の話(07年9月)

 旅行記って、帰ってきてから書くの、すごい難しいと思うわ。普通、余韻に浸ってる間もなく仕事あるし、大抵1週間は忙殺されるでしょう、で、落ち着いた頃には旅行の余韻から遠く離れて現実にどっぷりと浸かってる(漬かってる、と言った方がいいか?笑)最近旅行記を書くようにしはじめたけど、去年のフランスの時は楽やったわ、ノートパソコン持っていって、毎日日記みたいに書いてたから。今度から旅行にはノートパソコン持って行くべきやわ(まぁ、そんな事言ってるから、いつも荷物が多いんやけど・・・)

 まぁいいや。ていうか、今回のはコニーも一緒やったし、ほんま、ネタ無いですよ、先に断っときますけど。(基本的に、ぼくのHPはぼく自身の備忘録ぐらいの位置付けですからね)

 サンタンデールって何?についてはこちらを参照。

 サンタンデールってどこ?についてはこちらを参照。(写真にして見てみ?すごいきれいな砂浜が見えるから。)

 

 元々サンタンデール旅行は、去年の2月にコニーが誕生日プレゼントとしてくれたものなんやけど、2人して13時のフライトを3時のフライトと読み違えたせいで飛行機に乗り遅れ(人生初☆飛行機に乗り遅れた・・笑)当然会社も休み取って、荷物も準備して、あぁ着いたら美味しい魚が食えるぞ、ビーチでトップレスのねえちゃんが拝めるぞとウキウキしてたのに・・と、今考えても悔しい。という事で、今年になってからリベンジかまそうと、1月の早々にフライト予約をしました。まぁその後、コニーと思いっきりケンカしたり、テレコム問題によりぼくが突然ドイツからの撤退を決めたり、最後っ屁のように盲腸にかかって入院したり、いろいろあったんですが、なんとか行けることになりました。やれやれ。

 考えてみれば、ヨーロッパを離れたらそうそうスペインなんか行かれへんし。もぅRyanair様々です。

 飛行機の友は、同僚のM嬢に借りたスチーブンソンの『宝島』。別に選んだわけではなく、読みかけやったからカバンに放り込んでたんですが、図らずもタイムリーに海系(ていうか海賊系)の物語で、まぁ当然やけど、久々にクラシックな本で楽しかった。ぼくが読んだのはかなり古い翻訳やったから、今度はもっと新しい訳で読みたいわ・・・

 まぁ『宝島』の話はまた今度しよう。今回、お世話になったのはサンタンデールでHostal Cabo Mayor(ホテルというか、ペンションというか・・)を経営してるセルヒオ。去年の2月にもお世話になろうとしてたら飛行機乗り遅れて無理だったので、「今度こそ来れたなぁ」と彼も上機嫌。

 

 

1.サンタンデール

  

 到着直後、サンタンデール海岸沿いツアーに連れて行ってもらった。見よ、この海岸線!笑

左の海岸は渋いねぇ。岩場の間に奇跡的にできた砂浜って感じ。ちなみに奥に見えるのはゴルフコース。

右の方は、サンタンデール北端の灯台岬、Cabo Mayorからの眺め。こう・・地層が斜めに入ってて、海にどーんと突き刺さってる感じが渋い。セルヒオによると、この辺は民家も少ないので、夜な夜な(バ)カップルが車で乗り入れてエッチするポイントになってるらしい。最近、エッチしながら車ごと海に落ちた輩も居たとか。

 カーセックスというとロクセットの名曲を思い浮かべてしまう・・・もとい。カーセックスは日本人には馴染みが深いはず、なんとなれば若者が両親と住んでいる率が高く(家賃が高い)、両親の家に女の子を連れ込んでエッチするなんて認めない親が多いから。ラブホは至るところにあるけれど、高いし、となれば車でするしかない。スペイン人の場合も、カトリック起源の伝統から(恐らく)日本よりも貞淑性への固執が強く、親は女の子を連れ込むなんざ断固認めない。同棲も非常に難しい。さらに悪いことに、ラブホ産業が日本程発達してないので、余計にカーセックスに頼るしかない。そら海にも落ちるわ・・・(注;上記スペイン人のセックスライフについての記述は、セルヒオの見解にホリウチ氏の解釈を加えております)

 これがドイツに行くと状況が全然異なる。年頃になれば「エッチして普通」だし、若者が親元を離れて一人暮らし/ルームシェア暮らしする率が非常に高い。また、決まったパートナーは居るが結婚はしない、という例もたくさん見受けられる。(注;統計はとっておりませんが、ぼくの経験値ですので、鵜呑みにして頂いて結構かと思います)

 セルヒオによれば、若い世代のスペイン人はもはや無宗教が普通だが、依然、生活慣習としてカトリック的な考え方に深く根ざして生きているらしい。家族という枠組みが性的な行動に対する拒否反応が日本に近いように見えるのも、そこから来ている(注;但し、家族という枠組みを外すと、日本はかなり放埓な国だと思う、個人的に。)ドイツの性的な寛容さは、ちゃんと調べたわけではないけど、60-70年代に20代だった人達が今親になり、その子供が20代になってることに起因してるんじゃないだろうか。ヒッピー文化→自然回帰→性の解放、性からの解放。例えばヌーディスト文化や、ビーチでトップレスの姐ちゃんなんかがその辺を起源にしてるのか?とか、考えると興味深い。(蛇足ですが、トップレスはヨーロッパ独自のもので、アメリカには届かないというのが興味深い。2005年にカンクンのビーチに行ったとき、メキシコ人・アメリカ人のトップレスは全く見受けられなかったのにも関わらず、ムヘーレス島に行くとヨーロッパ人のトップレスにたくさん出くわした)

 

 ちょっと紹介が遅れたけど、セルヒオについて話しておこう。40歳くらいの・・まぁ、40ってもうおっさんやな、泉谷しげるをスペイン人風に味付けしたみたいな風貌、でも全然老いを感じさせない、精神的に凄く若い人。博識で、チャーミングで、楽天的な人。上記セックスライフの議論や、その他スペインー日本ードイツにまたがる比較文化の議論の中でも、自文化に固執せず、他文化の知識を踏まえて悠々と構える人。彼は、ぼくがここで見ること、感じることを言葉で分析し、解説してくれるから、ぼくのサンタンデール理解に物凄く貢献してくれた。この場を借りて謝意を表す(って、絶対読んでないだろうけど)いつも思うけど、ぼくは旅先での人運に恵まれてる・・・笑

  

・・・・こんな階段を登って、てっぺんの階の、こんな部屋に住んでる・・・・いいなぁ。お洒落やなぁ。ちょっと驚いたことに、全ての窓にドイツ特有の仕掛け窓が装備されてた。フランスでは見たことなかったのに・・・セルヒオ曰く「スペインでは普通やで。」ぼく、将来家建てる時は、絶対この仕掛け窓、装備したいんですよ。

 話が飛ぶなぁ・・・サンタンデールの話してるんやった。

  

 サンタンデールの第一印象は、「港とビーチが隣接/同居してる、稀有な町」というもの。ハーバーに漁船がついてる、ほんのすぐ隣に砂浜があって、トップレスの姐ちゃんが・・て、それはもぅええか。とにかく、だからこそ町が港=商業一辺倒にならず、ビーチ=観光業一辺倒にならず、すごくいいバランスが取れてる。ぼくのお気に入り度、かなり高いですよ。港特有の泥臭さが無く、観光地特有の軽薄さ(というか、アホな観光者から金とったろ、的な雰囲気)があまり感じられない。

…しかし髪の毛多いなぁ、おい。

 

...建物も、少なくともメインストリートは、こんなにきれい。(やっぱり、ルーマニアとはえらい違いや・・・・写真上にマウスのカーソルを載せてみて?)

  

それに、魚が新鮮!市場に「Mercado de Esperanza =希望市場」ってつけるセンスもなかなかや。

 

2.ビルバオ

 サンタンデールからバスで1時間程のところに、我らがバスクの大都市、ビルバオがあります。近いんでいってきましたー。しかしサンタンデールから近いのに、雰囲気が全然違う・・・もちろん港町ではないんやけど、全体的に猥雑なところがとても少なく、節度と調和、という標語が頭に浮かびそうな町並みです。

  

 とりあえずグッゲンハイム美術館を楽しみにしてたんやけど、なんか展示換えの最中で、ダリもミロもみれんかった!なんじゃそりゃ!あぁ、でも常設展示の恐ろしく馬鹿でかい鋼鉄のオブジェは結構、見物やで。

 バスクといえばETAですが、サンタンデール人のセルヒオはETAの活動に懐疑的。元々バスクは国として自治していた訳ではなく、最近急に「独立したいねん」って言い出した点(その点、例えばカタルーニャは、古くからいち国家として独立していた)、それに、独立したいーて言ってるのはバスク人のほんの一部であるという事。多くの人にとって、独立しちゃったら政治・経済的にある意味遮断されるわけで、それはバスク経済にとって全然良くない。恐らく金持ち連中にとってみれば今のまんまでいいという判断でしょうね。でも、ETAに何されるかわからへんから、誰も独立反対を声高に言えないのが現状らしい。ETA、ちょっと前まで沈静化してたと思ったら、また活発になってきましたね・・・でも、911後の世界はイスラム教を絡めた方が皆が注目してくれますよ。ETAも、「バスク人は皆イスラム教に強制改宗」とか追加条項として入れてみれば如何かな?

 

3.食べ物

 まずはサンタンデール名物、ラバス(イカフライ→普通のイカではなく、モンゴウイカ系の、頭の丸いやつかと思われる)。で、バーに行ってラバスを注文する際、奇妙な生き物がカウンターの上で蠢いてるのを発見。「これ、何?」「ナバハスっていう貝。食べてみる?」当然。で、手前の皿の細長いのがナバハスで、奥の黄色いのがラバス。

 ラバスは、まぁ名物であるところ申し訳ないけど、或る意味普通のイカフライの味がしました。まぁ地元愛にあふれる人々の手前、「美味しいわぁこれ」って言って食べてましたが。でもこの、ナバハス(スペイン語で"ナイフ"の意味)は、非常に美味しかった。調理法は、活きたままフライパンに放り込んで塩とレモンで炒めるという至極シンプルなものながら、食感がね、ものすごく弾力があってプリプリしてて・・・あと、海の味がすごいしたね。もちろん完食。

 続いて、魚介類のタパス・・・・

  

左;海タニシ(これ、日本語で何て言うの?)の水煮。これは普通に旨かった。右;子エビ。これはなんか普通やった。いずれにしても、これはもぅ酒のつまみでしかないな。

 

次は、チュロス。

  

チュロスはねー大好きなんですよ。これでもか的に脂っこく、これでもか的に佐藤じゃなかった砂糖をまぶしてあるチュロスをホットチョコレートに浸して食べる。2ー3口で胃がもたれる事請け合いの超☆不健康食。チュロスはどっちかっていうとスペイン北部ではなく、中部、特にマドリッドに特有の食文化らしいけど、「サンタンデールにもいいチュロス屋あるで!」とセルヒオが教えてくれた店に進攻。

Alivaはここにあります。

いやーここのは旨かった・・(=不健康やった・・・)。チョコレートが濃い!浸してるっていうか、絡めてるって感じやわ(写真の上にマウス載せてみ?)サンタンデールに来たら必ず行くべき。

 

最後は、ラペ。ラペはバスクではZapito(ヒキガエルちゃん)、ドイツ語ではSeeteufel(海悪魔)と呼ばれる魚。さて、なんでしょう?正解は、アンコウ。アンコウって、日本で、アンコウ鍋以外に食べ方ってあんの?少なくともぼくは食べたことない。ということで、今回が初体験。料理名「エビすり身のアンコウ包み;アメリカンソースかけ」。

結論から言って、この一皿はぼくが今まで食べた魚料理のうち確実にベスト5に入るものとなった。サンタンデールに来たら、チュロスはどっちでもええけど(なんやそれ)これは絶対に食べた方がいい。とりあえず店のHPはこれで、場所はここやからね。チェックしてな(注;店からのマージンは受け取っておりません。あしからず)アンコウは身がプリプリしてて、あ、でもナバハスのプリプリとはまた違って、なんていうか、こういう食感の魚って居ないね。アメリカンソースというのは、Salsa americanaの直訳なんですが、別にケチャップが入ってるわけではなく、タマネギとエビの殻をオリーブ油と白ワインで炒め、ミキサーにかけて漉したもの。これがまたエビの詰め物とマッチして非常によく適う・・・・

2000年の12月にメキシコのPuerto Escondido近くのビーチで食べた「スズキのフライ;トマトオレンジソースかけ」は、当時ぼくが経験した魚料理のベスト1だったのですが、今回のアンコウはスズキに匹敵してます。これはなかなか衝撃的なことで、イメチェンしたゲロ道が一歩に全くひけをとらない好ファイトを見せるくらいのインパクトがあります。マジで。(元ネタちょっと古いけど許して。ぼくの一歩は東太平洋チャンプの宮田くんとの再戦前くらいで停まってしまってますから・・・(涙)。日本に帰ったら真っ先にマンガ喫茶行かなきゃ。)

 

 

その他写真

  

ボート眺め佇むブロンズ像。タイトル「哀しい噂を聞いたよ、昨日・・・」

海面に光が乱反射する様はベタに良いと思う。微妙に曇ってるのがなお良い。

水面に映る・・・クラゲかこれは?

ビルバオの路地ーこの辺が、サンタンデールには無い上品さやな。

…ちょっと都市設計を無理してません?

カフェ

バル@

バルA。なんかもぅ、人が多すぎて、オーダーとペイメントのシステムがどうなってんのか全然わからん。セルヒオ曰く、支払いは自己申告らしい。このいいかげんの国で、これで廻ってるというのが素晴らしい。食い逃げ率の統計を取ってみたいものだ

アウディのバスなんて初めて見たわ。或る意味、ワーゲンのバスよりクールだ

 よくみると、なぜかベンツの3つ星エンブレムをぶら下げる、左から二番目の若者(背中に光ってる金属に注目・・これじゃ見えないか・・)そんなにベンツが欲しいのか?急進的なジョニーロットン信奉者ですか?

コロナの広告なんですが、下の方に「Coronizate!」て書いてあるのが微笑ましい。無理やり直訳すれば、「コロナ化しろ!」ぐらいか。

スペイン語☆ミニ講座

Corona = コロナビール
Coronita = コロナビールちゃん
Coronizar = @コロナ化する Aコロナビールを飲んでコロナな気分になる B(Aから転じて)コロナ中毒になる

Coronizate = coronizarの2人称命令形。

勉強になりましたか?夏季講座をご希望の方は下記銀行口座まで所定金額をお振込み下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・そんな夏期講座ねぇよ!以上、サンタンデールの旅でしたー。はぁ、早く結婚したい・・・・